もう個別にツッコまない

たとえば俺の友人がステキな女性/男性との飲みの席で「はは、おかしーね、その人。じゃあそのgntさんって人は芸能人で言うと誰に似てるの?」と問われたとき、彼/彼女が答えに窮するのはまざまざと目に見えており、なんだか私めの所為で話の腰を折ってしまいよろしくやる可能性を奪ってしまい相済みません申し訳ないもうしません、と仮想の友人に謝り倒したい気持ちでいっぱいになってしまうわけだが、
本当にごくごく一部の層の人間にとって、俺はある有名人に似てるように見えるらしい。


曰く、
「あー、キミはアレだ、あのー、あーサッカーの中田に似てるよね」。
悉くおっさん。


おっさん、目が細くて馬面で髪が短けりゃ誰でも中田かい。(しかもそれでは浩二かヒデか区別つかんよおっさん。まあ、世代間の共通言語を必死に選ぼうとしてくれて、出てきたのがサッカーの話題、というのは非常に喜ばしい、とも思う。多分20年前には『あーきみはアレだ、サッカーのネルソン吉村に似てるね』なんてことを言えるおっさんは極小だったわけで<もしいたら、『中田』の時のように曖昧な追従笑いなんか浮かべる必要もなく、ミリセカンドで意気投合できただろうが>)