の5:新城カズマ『ライトノベル「超」入門』

「おじさんにもわかるライトノベル」という切り口は際限ない縮小再生産を繰り返しがちな他のライトノベルとは一線を画し、しかし「『日経エンタ』的な価値観」とは「現場の声」をもって厳然と対峙する、啓蒙書として絶妙のバランス。
ライトノベルにおける『ウェブ進化論』というか。
じゃあ新城カズマライトノベル界の梅田望夫?(笑)

覚えておく

新城が前掲書で繰り返している。
「すべての男子オタク文化の20年先を少女漫画は歩いている」


あとですね、そろそろ「日本オタク史におけるハウス劇場の再評価」に関するまとまった考察が読みたいです。いつもほのめかしなんだもの。